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長崎料理といえば「ちゃんぽん」「皿うどん」
ちゃんぽんが誕生したのは19世紀末の明治32年。中国出身の事業家・陳平順氏の考案と伝えられています。華僑の人々はリサイクル精神が徹底していて食材を無駄にしないそうで、その経緯から安くて栄養満点のちゃんぽんが誕生したのではないか言われています。今では全国的に食べられるようになりましたが、やはり本場・長崎の味は違います。市内をはじめ、県内各地でこだわったちゃんぽんが食べられますが、長崎の繁華街の一角にある新地中華街は最高!です。毎年旧正月には「長崎ランタンフェスティバル」が開催され、異国情緒な香りも一緒に満喫できます。 |
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「2004長崎ランタンフェスティバル」 期間:1月22日〜2月5日
ランタンフェスティバルのはじまりは、華僑の人々が中国の旧正月を祝う「春節祭」。それが拡大して1994年からイベント形式になり、実は10月の「おくんち」よりも人気上昇中で、人・人・人・人…警察官が歩く方向を誘導するほどの賑わいです。
期間中は周辺の商店街やホテルもランタンが飾られ、約1万2000個の明かりが街をぼんやり彩り、それはそれは綺麗です。 |
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メイン会場は湊公園(毎日イベント開催)、中央公園会場、唐人屋敷会場(ロウソク祈願スタンプラリー期間中毎日開催16:00〜21:30)、興福寺会場(期間中17:00以降入場無料、21:00閉門)など市中心部ではあちらこちらでイベントが開催されました。皇帝パレードや媽祖行列、中国雑技、龍踊り、胡弓演奏などがスケジュールに合わせ毎日行われ一日では時間が足らないほど。
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光のオブジェの目玉は高さ10メートルの「斉天大聖(せいてんたいせい)」、西遊記に登場した孫悟空でした。孫悟空は花果山に集まった天地月日の精気から生まれた石の猿。その岩の上に立つ孫悟空の下方には3000年、6000年、9000年に一度実をつけるという不老不死の仙桃(もも)が飾られ、華やかでした。孫悟空は三蔵法師と西域行に同行し、「闘戦勝仏」という仏の位を与えられて神として祀られています。
さて来年の干支はどういう姿で登場するのでしょうか?! |
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